このチョコレート、友達のカヨコちゃんにいただいたシロモノ。なんともベーシックなそのパッケージ。一応、ハコが金っぽいのはがんばっているけど、画かれているロゴは「HI MILK Delux」、そうハイミルクデラックス。なんか”昔系”。”ハイ(Hi)”って最近使わないし、”ミルク”って、最近チョコはカカオの率とか、クーベルチュールとかのベルギー産チョコを使っているだの自慢してるのに”ミルク”って・・・。さらに”デラックス”って昭和?ウチの母親が、おしゃれだと”ハイカラだねぇ”とか、豪華だと”デラックスだねぇ”とかいまだに言うけど、死語になりつつあるでしょ。
そんな見た目酷評された頂き物は、食べてみると・・・。「ん?森永?グリコ?変哲なし?」っというチョコであった。しか~し、その30秒後、後味引く上質なコク。これは”コク”のチョコ。最初は分からない、後で来る!これはヤバいぞ。パッケージの中のリーフレットを見ると「チョコレートのしおり」っと書いてある。やっぱり昭和だ。「本品はチョコレートファンのために、良質な・・・」っと書いてあり、「市販は一切していません」というとおり、工場直売のみである。
さらにこの無意味と思わせる厚さ。
↓
普通の板チョコの3~4倍はある。ほら、割り箸の太いほうと同じ高さ。割れねぇし。
ところがこの厚さがたぶんコクを倍増させるんだよね、そういう意図が見え隠れする。薄いと、時間をかけて味わう前に胃に向かっちゃうんだよ。素材の良さと共に、メーカーの狙いがはっきりした、かなりベーシックなチョコだった。これ、マジでクセになる。異常に病みつきになる。最近のベルギー志向とは確実にベクトルが正反対の、日本人のチョコの原点。これが今、新しく感じる。
気になる方は、わたくしかかよこちゃんへ!
PR
COMMENT