いよいよ立ち上げを開始した「ダンカヨ」水槽。
我が家の2Fの海水魚水槽2タンク(共に60cm)のうちのリビング側水槽をこの90cmのダンカヨ水槽にすることに!
とにかく重い、水槽はもちろん、水槽台も200kgを支える木材だから、重い。で、海水約150kgをせっせと作り、運び・・・。サンゴ砂30kg、水より重く感じる・・・。
手前が現在の60cm水槽、奥が90cmダンカヨ水槽。水のにごり具合が全然違うでしょっ。海水の場合、新しい水槽を立ち上げて、3ヶ月はサカナが飼えない。まずは、ろ過バクテリアを繁殖させる事からはじめる。ろ過バクテリア(まぁ、微生物ね)が繁殖しないうちにサカナを入れると、そのうち、自分のうんちやおしっこが化学変化し猛毒になって、自分の排泄物で死んじゃうの。ろ過バクテリアはうんちやおしっこを食べてくれる(分解してくれる)微生物なんだ。
ただ、このバクテリア達も、エサとなるうんちやおしっこがないと、当たり前だけど生きていけない。だからテストフィッシュを数匹入れて、故意にエサを作ってあげるんだ。もし、テストフィッシュが死んじゃっても、取り出さず、そのままにする。残念だけど、残酷だけど、それがバクテリアのエサになるから。
だから、最初から立ち上げる人はスゴく大変。バクテリアが繁殖していない証拠がこの白い水。サンゴ砂の巻上げもあるけど、ろ過がうまく機能していない証拠だね。うまくバクテリアが増えると、死んじゃったサカナは数日経つと溶けちゃう。バクテリアが食べちゃうの。(まぁ、他のサカナも共食いするけど) そこまでくればOK!
海水魚をはじめて飼う人等、全く最初から立ち上げる人は、このバクテリアが繁殖しないうちにサカナを沢山購入し、死なせちゃって、やめちゃう人も多数。
我が家は幸いすでにバクテリアが繁殖している水槽が2つあるから、そこから水を引越し、ライブロック(石ね;この表面や中にもバクテリアが沢山!)や、ろ過フィルターの中身を少し分けてもらって・・・。こうするとだいぶ早くバクテリアが沢山になる。
今は2つの新旧水槽を隣り合わせにして、徐々に水を入れ替えて、バクテリアを安定させてる。数日経てば、ものすごいクリアになるよ!乞うご期待!
※ちなみに我が家は、海水魚では邪道とされている「外部ろ過システム」でやっているよ。海水魚やってる人なら分かると思うけど、普通はオーバーフローか、上部ろ過だよね。以外にいけるよ、外部ろ過、ウチなんて1年以上、フィルターの中身清掃しないよ。フィルター内部はガラス系とセラミック系のろ過リングだけ、つまり生物ろ過オンリー。スポンジとか「物理ろ過」はゼロ。それでもバクテリアが大丈夫ならオッケー。もの凄く気軽に飼ってるよ。紫外線もやらないし、オゾンもやらない、1タンクだけプロティンスキマー使ってるけど、使わなくても全然安定。海水魚、気軽に飼えるよ~。
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