我が家で5つあるうちのメイン水槽、一番大きな玄関の120cm水槽は、震災前までは全長70cmの華麗なアロワナを中心に、淡水大型魚の水槽だったのだが・・・。震災時の停電でポンプが故障。その頃仕事がチョー忙しくて2週間くらい家に帰って来れなかったオレ。下の水槽のアロワナ他はそのまま★となった。
あの水槽の中で唯一生き残ったKentaroのエンドリケリーは、先週、60cmに引越しし、2Fの洗面室にセッティングされた。
そして空いた120cm水槽、遂に、2年前から計画をしていた海水魚水槽計画を実行するに至る。
ずっとやろうと思ってたんだけど、お金もある程度やっぱりかかるし・・・。でも我が家のおばあちゃんが「この夏に、玄関の水槽を涼しくしてくれないかなぁ~。」ってポツリとオレに言ったんだ。そこで踏ん切りがつき、作戦実行!でも海水魚が生きられる水槽の水にするには、淡水魚以上に時間がかかる。水槽内のバクテリア(水を浄化する微生物)を増加させなければならない。
人間は澄んだ空気じゃないと生きられない、そんなきれいな空気は、草や木、太陽等が連鎖し作られる。水生動物にとって人間で言う空気は”水”。その水は、海水魚で言えば塩分濃度、ph等、色々な要素があるが、基本的に最初に苦労するのがバクテリアの繁殖。ゼロから立ち上げるには約3ヶ月もかかる。
でも我が家は、現在すでに海水魚水槽を3つ保有していて、合計300Lのバクテリアが繁殖する美しい海水がある。その海水とライブロックを120cm水槽にお裾分けすれば、約1~2週間で水槽は魚が住める状態に立ち上がるだろう。
◆一日目(2013.08.11)
今日捕ってきたカゴカキダイとスズメダイをテストフィッシュとして投入。まだ水が澄んでいない。
※テストフィッシュ・・・水槽内のバクテリア(魚のウンチを食べる事で繁殖する)を増やすために、魚にウンチをさせ、バクテリアの増加を図るために投入される、生命力が強い魚。もし死んでもあえて取り出さない。バクテリアに食わせて繁殖させる。良い水(バクテリアが繁殖した)の水槽では、水槽内の魚が死んだとしても、数日経つと溶けていく。溶けるというかバクテリアが食べて、死骸が無くなっていく。
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