このブログ、以外や以外、ひそかに皆さん見てくれているみたいで反響が多く嬉しいかぎりですがな。やっぱり、楽しみにしてくれているというのは、こちらとしてもやりがいがあるよね。
さて、今日からしばらくは、ムシキングが小僧らで流行る前、我が家で飼育(養殖??)していた外国産クワガタを紹介! もうやめちゃったから今はいないんだけどね。一時期は300匹くらいいてすごかったよ。外国の輸入業者に注文して成虫をペアで購入し、温度を25度くらいにしてやると子作りに励むんだ。1回にうまくいくと30個くらいの卵が生まれるから、この卵たちを丹念にひとつひとつとりわけ、卵→幼虫→さなぎまでゆっくりと育てるのね。大きな成虫にするにはビミョーな温度管理と餌の栄養物の添加の調合具合の2点が大事。料理と一緒だよね。このタイミングで強火にして、次のタイミングで塩コショーって感じのね。幼虫の餌は基本的に「クヌギ」の木を細かく機械でフレーク状に砕いたものに水分を含ませ、自分で調合した栄養添加物を投入!温度を30度くらいにすると発酵してくるので約1ヶ月くらい熟成させたものを、ビンの中にカチカチなるまで固めて、その中に幼虫を入れると、栄養がある「木」の状態が造りださせるんだ。カブトの幼虫は土の中に住んでいるけど、クワガタの幼虫は木の中にいるって知ってた? つまり擬似的な「栄養がある木」のなかで育ったクワガタは成長が良く大きくなるってわけ。栄養物は、米カスとか小麦粉とかビール酵母とかアミノ酸(味の素で代用)。この餌を食べさせている期間は種類によって違うけど、温度管理をしっかりして3ヶ月
~1年。大きいクワガタほど幼虫期間が長いんだ。
写真のクワガタは我が家で生まれたインドネシア・ジャワ島産の「Hexarthrius parry(セアカフタマタクワガタ)」F1-80mm。この種類はねぇ、チョ~、喧嘩っ早いよ。この兄貴分にマンディブラリス・フタマタクワガタってぇのもいるんだけど、犬で言うところのドーベルマン・ピンシェル的。外見のイメージは日本のミヤマクワガタを巨大にして、大あご(クワガタの角ね)を派手にした感じ。さらに背中がオレンジ色ね。我が家の一番人気。チョーかっけー!惚れ惚れするほどかっけー! 繁殖は難しいのよ、これが。なんせ、オスの気性がチョー荒いから、メスがすぐに殺されちゃう。だから、オス1匹にメス5匹くらいいないと産卵は成功しないかな。いやぁ、かちょええ!
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