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手術室へ -目の手術vol.5-

 さて、いよいよ手術。手術は2つの工程があり
①角膜の上の薄い皮を、レーザーでさらに薄くスライスして、角膜の表面を出す。
②別の部屋に移り、レーザーで目のレンズの屈折率(?)を変えて視力を調整する。
この2つ。それぞれ別の手術室で行うんだ。両方の手術が合わせて20分位で終わるとのこと。
 で、手術前に前日の各種検査と当日の目のコンディションに相違がないか、何点かの再検査をした。これが時間にして15分くらい。例えば視力を測ったり、目に傷がついていなか等。この後、点眼麻酔をポタポタと、普通の目薬と同じようにさし(全く普通の感覚、しみないの)、これが終わると遂に「手術費用」という大金を窓口で払わされる。支払っている間、だんだん点眼麻酔が効いてきて、なんか目の感覚が鈍ってきた。鈍るってのはどこが鈍るかって事が気になると思うんだけど、歯の麻酔をしたように、なんかほんわかって感じになってくる感覚。たぶんこの「ほんわか」って感じになると、目に触っても痛くないんだろうね。目は見えるし、上下左右に動かす感覚は何ら変わりない。
 スタッフに案内され、エレベーターで下の階に下り、遂に遂に手術フロアーへ。手術フロアーの待合室ではメガネを外し、イエロー革張りのすごい豪華な一人がけのシートに一時座る。スタッフが来てもう一度点眼(なんの点眼だろう)する。すると、「それでは手術室に入りますのでどうぞ!」と声を掛けられ、もうメガネは待合室に置いちゃってるので周りがぼやけて見えないからスタッフに付き添われて歩いて手術室へ。すると手術室前ではインターネットHPで見たことがある、この手術方式の権威である院長先生が俺に「こんにちは!」と挨拶してくる。メガネ無しでぼやけていてけど間違いない。「おぉ~、院長先生だぁ!」と心で思っていると、そこが手術室の入り口。なんか、手術するって感じじゃないよね。だって手術って、ベット(ストレッチャーって言うんだっけ?)みたいなものに乗せられて手術室に行くってイメージあるでしょ。でも、自分で歩いて行くんだもん(笑)。しかも、この流れだとあたりまえだけど、自分で手術台に乗るのよ。こういう感じも、「手術」っていう、構えそうな雰囲気を軽減してくれる。

-また次回に続く:次回は手術工程①-
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