今日は長男kentaroの三者面談。kentaroは中学三年生だから、そう、高校受験の志望校を決定する大事な三者面談だ。いつも参観日とか面談は女房が行ってるんだけど、この三者面談はオレが志願して行った。
そう、あれは二十数年前、オレが中学三年生の三者面談の時のこと、今日と同じ中学校（オレの母校にkentaroが通っているのね）で、いつも仕事に行っていて学校の行事に一切来たことがなかったオヤジが、この日だけは来てくれた。そこで結果的に志望校を、地元の高校ではなく、東京の某高校に絞ったんだ。
オレは元々、地元の高校でなくて、その東京の高校に憧れをもっていて、自分としては行きたかったんだけど、親元を離れるでしょ。こっちの友達とも離れ離れでしょ。だから当時散々悩んでいたの。でも、その場でオヤジが、「自分が行きたい方を受けろ。東京に行ってこい！」って。その言葉で、「うん」。そして、無事合格して今に至るのよ。
オレは、その時にオヤジがああいった判断を、声を掛けてくれなかったら、今こんなに幸せにはなっていないと思うのよ。だから、この三者面談は特別な思いがあって、オレが志願したの。
三者面談は、先生からその場で２学期の成績が渡されて、①２学期の成績＝内伸点 ②２回の学力調査テストの点数 の二つが、志望校決定の大きな要素として幅を利かせることになる。kentaroの最近の成績はガタ落ちしていて、志望校チェンジが必要かと考えていたんだけど、とりあえず、kentaroは志望校のレベルに届いているようであり、オレがあの時のオヤジのような決断をするような場面は全く無く、すんなりその場で志望校決定の「ハンコ」を押した。kentaroの先生は「熱い」先生で、親が見ても凄くそう思うし、kentaroも「あんなに熱い先生、絶対に他にいない！」と言うほどの熱血指導をしてくれる。まるでＴＶドラマのような先生なの。来年の元旦駅伝で先生が１区で走るんだけど、先生は今日の面談終了後、『kentaro！先生なぁ、元旦駅伝で「３０人全員合格！」と書いたＴシャツを着て走るからな！おまえらも頑張るんだぞ！』とのこと。そういう先生。だから、クラスもまとまってみんな仲良し！
あと、２ヶ月で高校受験。３年２組頑張れ！あとひと踏ん張りだ！自分もHappy！取り巻くみんなもHappy！今が君達の見せ所だ！
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